一峰大二「プロレス悪役シリーズ」全5巻
初版発行日
1巻 S44.9.30
2巻 S45.1.10
3巻 S45.6.5
4巻 S45.11.10
5巻 S46.2.10
昭和44年より冒険王に連載された「プロレス悪役物語」の改題。
原作は真樹日佐夫、作画は一峰大二。
悪役レスラー。彼らのそれはあくまで役であり、本当の悪人ではない。
その葛藤や、正統派のレスラーとしても一流の技を持つ本当の悪役レスラーを描いたシリーズです。
反則技で徹底的に相手を打ちのめすインドの魔術師と呼ばれたダラ・シン。
しかし、彼は正統派レスラーとしても素晴らしい技術を持ったレスラーだった。
空中の悪魔と恐れられたアントニオ・ロッカ。
徹底的に相手を打ちのめし、日本人選手・谷圭吾もその傷がもとで死んでしまった。
その仇を討つためにジャイアント馬場が乗り込んだ!
しかし、馬場は卑怯な戦法で負けてしまう。
仇を討てなかった馬場は傷心のまま帰国しようとしていた。
その時、馬場のクルマがある障害者施設の前を通る。
彼は障害を持つ子供たちのために戦っていたのだ!
これを見て無言のまま涙する馬場だった(T_T
少年の父はレスラーを目指していた。しかし金はなく、殴られ屋として、客から金をとっては殴られるという商売をしていた。
仕事のあと、夢だったリングに忍び込むが、黒人嫌いの白人レスラーに暴行を受け死んでしまう…
それから20年。あの子はレスラーになった。リプス・コンプ。
次々に白人レスラーを倒すリプス。
そんなとき、ある黒人レスラーが試合をしてほしいとやってくる。
彼もまたプロでありながら、白人に試合を断られ3年も試合をしていないという。
子供のためにも試合をしてほしいというのだ。
リプスは応じるが彼の敵ではなかった。
あと一歩でKOだ!そのとき、リプスの脳裏に相手の子がよぎる。
ちょっとした油断でリプスは負けてしまうのだった…
どの選手も、本当はいいヤツなんですよね~
オイラもこの漫画を見て、悪役レスラーの見方が変わりました(^^
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